ワキガはどのように判定している?

ワキガというのは、正確に言うと疾病ではなく「ワキからクセのあるニオイがする状態」と解釈されています。元々アメリカやヨーロッパでは国民の70~100%がワキガ体質と言われるくらい一般的で、我が国においても約10人にひとりがワキガ体質と思われているのです。

ついでながら医療業界現場で「ワキガかどうか」について、どういったやり方で判定するかというと、 ワキにアポクリン腺が膨大にあるかどうか(ワキの一部を切開して確認)耳あかが常日頃湿っているかどうかご両親、そうでなければ片親がワキガ体質かどうかドクターの嗅覚による診療に加え、 自らがワキガ体質であることに苦しんでいるという点もキーポイントです。ワキのニオイを臭い計で実測して「〇〇という数字が出ればワキガ」と断言できるわけではないのです。実際、「自分はワキガなんじゃないか」とクリニックを訪れる人のなかには、ワキガのニオイと体臭を間違っている人も見受けられます。
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