ステイ・ホームで保護犬や保護猫が

アメリカでのステイ・ホームでちょっといいことが起こったそう。
悪いことばかりが注目されがちなので書き残しておく。

アメリカのミネソタ州では、3月18日からステイ・ホームが始まった。
が、しばらくするとレスキュー団体に保護されていた保護犬や保護猫が
次々と家庭に引き取られ始め、施設によっては保護動物がゼロになるという
快挙が起きたらしい。

「どっちみち犬(猫)を家族に迎えようと思っていたんだから、
そうせ外に出られず家に居なければならないし、だったら今引き取ろう」
と思った家族が多かったのか。

そんな風にすぐに引き取ることが出来る住環境をうらやましく思うと同時に、
(日本だと、なかなか難しい気がするので)
他の国では新型ウィルスの流行で捨てられるペットが増えたというニュースも
聞いていたものだから、全く逆の動きが起きたことを動物好きとしてはうれしく思った。

保護動物が減ったことは、レスキュー団体で保護活動をしている人たちの
外出の負担を減らすという意味でも良かった。動物の世話は休めないから。

もともとミネソタでは完全室内飼いの猫が多いということも
猫も引き取られた大きな要因だったかもしれない。
なぜって、冬の寒さが半端でないので(マイナス30℃にもなるレベル)
猫の外飼いは無理なのだ。

日本だったら、完全室内飼いに慣れていない猫には、猫の脱走防止のために
ネコが脱走しそうなところに猫が登れない フェンスを設置するとか、
二重ドアにするとか、いろいろ工夫しないといけないかも。